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この第二巻は、ハンニバルのカルタゴとローマの戦いのポエニ戦役が舞台。
ハンニバルはもちろん聞いたことはあるが、実際にどんな戦術でローマと闘い、どんな人物だったのかは、世界史を知らない私にはまさに未知の世界。
実際、読み進めていくにつれ、ハンニバルへの思いが強くなり、フィクションの戦争小説を読んでいるような気持になった。
歴史名を残す武将・ハンニバル。 彼の戦術は、2000年以上前のものとは思えないほどに緻密なものであった。
私の完璧な偏見ではあったが、紀元前の世界では絶対王政、戦いは単純な歩兵同士の激突、と考えていたが、ハンニバルは違った。
情報戦、今でいうインテリジェンスに長けた戦術家という印象を与えるハンニバル。
そのハンニバルを破った、ローマの若き武将・スキピオもまた魅力的な戦術家である。
著者は、スキピオをハンニバルの弟子と称しているが、優れた戦術を十分に生かし、さらにそれを己のものとして利用することができたスキピオは優れた才能の持ち主であったのだろう。
今の時代でも、教えてもらったことをどう生かせるかが重要であることは同じである。
それにしても、当時のローマの政治というのはおもしろい。
戦いに敗れた国を征服、侵略するのではなく、同胞あるいは属州として存続させ、ローマ連合という大きな組織を作ることに成功しているのは、まさにローマ人ならではの考え方である。
そんな紀元前のローマにも、嫉妬というのは存在していたというのも興味深い。
現代ではスキャンダルによって影響力を失う政治家をよく見かけるが、昔も今も似たようなものなのか。
ローマを守り、勢力を拡大させたスキピオは結局最後はローマを離れて死を迎えるわけだが、なんともさみしい終わり方である。
優れたリーダーとは、優秀な才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。
率いられていく人々に、自分たちがいなくては、と思わせることに成功した人である。
持続する人間関係は、必ず相互関係である。一方的では、持続は望めない。
興味深く言葉である。 確かにその通りなのか・・・ 実際ハンニバルはそうであったようであるが。
ポエニ戦役後、スキピオを失脚させたローマは大カトーの台頭により、穏やかな帝国主義から厳しい帝国主義へ変革していくが、これも歴の流れからいえば必然なのか・・・
第三巻がまた楽しみになった。
2008/7/29 読終
-20kgに成功したアラフォーおじさんのダイエットブログ。WiiFit Plusからはじまり、今はジョギングとダンベルトレーニングでがんばってます。 | |
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