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子育て本や自己啓発本を中心に通勤電車で読んだ本の感想を書いてます
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松永暢史著 中央精版印刷 2011/3/22

久しぶりに子育て本を読んでみたいと思い、手に取った本。
著者は前書きで「的確に始動すれば90%の子供が成績上位30%に入れる」と断言している。
また「家庭」という言葉に興味を惹かれた。

内容としては、こんなとき親はどう接するか?といった具合な問いが3択形式で書かれていて読みやすい。
その中で私の心に留まったものがいくつかある。
 

「頭がよくなっているとき」

面白い表現であるが、子供は何かに夢中になっているとき、頭がよくなっているときであるとしている。
もちろんテレビゲームに夢中になっているときは別であるが。
子供は工作でも絵を描いているときでも、何かに夢中になっているとものすごい真剣な表情になる。
脳の中で何かが起こっていて、確かに頭がよくなっているのかもしれない。
 

「片方が厳しく片方は静観」

これは他の子育て本でも読んだことがあるが、両方の親が頭ごなしに叱っても、子供は委縮してしまう。
我が家ではいつの間にやらこのようなシステムになっており、私が叱れば嫁さんは後からフォロー、また逆もしかり。
これで我が家のやり方が間違っていなかったと確認できた。
 

「勉強机はいらない」

これも他の本で読んだことがある。
ダイニングテーブルを広く使って、親の目の届くところで学習させるのが良いようである。
どうしても形にこだわりたくもなるが、少なくとも小学生のうちはこれで十分であろう。
 

「得意分野を徹底的に伸ばす」

著者は、苦手科目を無理にやらせるより、得意科目をどんどん勉強させて、できる楽しさ、そしてわからないことを学ぶスキルを伸ばすことを重視している。
小さいうちに苦手科目を作らないよう、徹底して教え込みたいところでもあるが、著者の例がおもしろく納得してしまった。
誰でも得意・不得意があり、不得意なものを嫌々やらされても面白くなければ、やる気もなくなる。

それであれば、得意なものをとことんやって、他のこともやってみようという気になるほうが近道なのかもしれない。

他の有名子育て本と同様の内容もあり、再確認しながた読み進めた。
すべてを実践するつもりはないが、自分のやり方を見つめなおすいい機会としたい。


まずは親の我々が手本を示し、一緒に学んでいくことが大切だということが再確認できた。

 

2012/5/18 読終


 


 


 


 


 

 

 

 

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