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子育て本や自己啓発本を中心に通勤電車で読んだ本の感想を書いてます
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清水克己 著   日経BP社(2007/07/18)

 

2歳の息子を持つ親として、本屋でつい手にとってしまった。

著者が実際に行っている子育てへの考え方と、いわゆる偏差値の高い小・中学校に入学を果たした家庭などの統計も紹介されている。

我が家はまだ2歳なので、数年後を見越した形で読んでみたが、実践できるかどうか少々不安になった。

「子は親の背中を見て育つ」というが、親が適当な生活を送っていると、子どももそれが当たり前になってしまう、というのは理解できる。

2歳ながらにしてわれわれの口癖をまねている息子を見ると、改めて実感させられるものである。

現在は仕事が早く終わるため、一緒に過ごす時間をたくさん取ってあげられているが、忙しくなったときにしっかりと父親としての姿を見せてあげられるよう、今から生活習慣を改善しようと思った。

ちょうど2週間前から、早寝早起きを実践し始めていたので、さらに規則正しい生活を父親である自分が実践し、子どもと接する時間を十分にとってあげられるようにしたいと思う。

 

サルからゾウになる (見ざる、言わざる、聞かざる → 見るゾウ、言うゾウ、聞くゾウ)

 

は常に心の中で自分にいい聞かせ行きたいことである。

我が家はいわゆるお受験をさせるつもりは特にないが、子どもが頭が良くなる、勉強ができるようになることは当然うれしいこと。

この書籍でおもしろかったのは、偏差値の高い学校に入学している子の家庭の教育方針が、勉強一辺倒ではなく、子供のやりいことをやらせる」「親子の対話を大切にする」などといったことが重視されている点である。

イメージとしては、塾に行き、さらに家庭内でも机に向かわされている感じであったが、必ずしもそれだけではない、という統計結果。

私も息子にはやりたいと思えることをやらせてあげたいと思っているが、日頃からしっかりと対話をし、子どもが何を考え、何をしたいのかを理解してあげられる親になってあげたいと改めて思った。

我が家は一日中テレビがついているような家庭であったが、さっそく今日からテレビを極力つけないようにしてみた。

今から少しづつでも父親である自分が、日頃の習慣を変えて、息子が私の背中をみて育ってくれるようになりたいと決意させられた。

 

2008/7/7 読終

 

 

 

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