ユダヤ人大富豪の教え

ベストセラーとなったこの本。
題名から想像していた内容とはまったく違う内容であった。

著者の実体験が書かれているわけであるが、それだけにとても説得力がある。

達成できなかったことは自分でストップをかけているだけで、望む物事を実現する精度を高めていけば夢はかなう。

イメージをし、情熱をもって行動することで目標は達成できる。


私がおもしろいと思ったのは、｢人生には良いことも悪いこともまったくない｣ということ。

物事をどのように解釈して人生に生かすかによって人生が決まるということ。

また自分の望む人生をイメージすることが大切であるというフレーズ。

以前に読んだ｢原?%E:647%#ﾆ結果の法則｣でも同じような表現があったが、根本的な考え方は同じであろう。


ただただ自分は不幸である、ツキがないと嘆くいていては何も変わらないということである。

そして、

｢失敗とはあきらめてしまったときにのみ起こる現実｣

｢失敗は、未来に絶望したときと、過去の体験を無駄だったと判断したときに確定する｣

ということ。


単純に失敗だったと過去のできごとを悔やむのではなく、それを次へのステップとしてとらえること。

なかなかできそうでできないことであるが、そうやって成長ししていくのは事実。


金持ちになれるかは別として、これからの人生にいい影響を与えてくれる書籍であったことは間違いない。


2009/11/27　読終

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