「原因」と「結果」の法則

ジェームズ アレン 　　　サンマーク出版（2003/04/25）

　

この本は、1902年に出版されて以来、100年にわたり世界中の人々に読まれてきた本である。
やはりそれだけ評価の高いものは一度読んでおくべきであろうと思い、手にとってみた。

自己啓発といえばそれまでであるが、｢今の自分をとりまく環境は、自分が作り出している｣というのは、わかるようで難しい。

確かに努力すれば報われるというのは、36年間生きてきて、それなりに実感しているが、自分ではどうにもならないのでは？ということも数多く経験してきた。

しかしこの本では、偶然はありえず、すべて自分の中に｢原因」があると言い切る。

もしそうだとすれば、人間はもっと努力するだろうか？

人はみな、悪いことは回りのせいにしたがるし、いい思いをしている人を羨ましく思いときには妬む。

自分もまさにそのとおりであるが、それらがすべて自分の責任において起こり、いい結果を招くことができるのなら、心を制御していけるような努力をしてみたい。

言葉では簡単であるが、実践するのは相当大変であろう。

日々、この本に記されている｢私たちを取りまく環境は、真の私たち自身を映し出す鏡にほかなりません｣を心に刻み生活してみようと思う。

にほんブログ村